停電信号の発電機を盗んだ疑い 自宅から10台押収、相次ぐ被害との関連捜査

台風15号の停電に伴い消灯した信号機用の発動発電機などを盗んだとして、
千葉県警捜査3課と木更津署、山武署の合同捜査班は20日、窃盗の疑いで成田市の自称農業の容疑者（38）を逮捕した。県内では停電が続く中、発動発電機十数台が盗まれる被害が発生しており、合同捜査班が関連を調べる。

逮捕容疑は18日午後10時50分～19日午前6時10分ごろ、芝山町岩山の航空科学博物館近くの路上で、
停電対策として信号機に設置された山武署管理の発動発電機とケーブルの計2点（計8万3千円相当）を盗んだ疑い。

同課によると、防犯カメラの映像を解析するなどして容疑者が浮上した。軽トラックを使って発動発電機などを持ち去ったとみられ「盗んだことは間違いない。コレクションにするためだった」などと容疑を認めている。

2019/9/21千葉日報